「夜明けのロボット」 アシモフ

夜明けのロボット〈下〉 (ハヤカワ文庫SF)
イライジャ&ダニールシリーズ3作目。今までで一番いちゃいちゃしてやがります。(←見所間違ってるから;)夜明けのロボットどころか、こいつらそのうち夜明けの珈琲でも飲み出すんじゃないかと…(げふげふ)てか、ホント、一体何がどうしたら「愛」とかいう言葉が吐けるのでしょう、イライジャは。……あれですか?不安定な吊り橋の上の方がナンパの成功確率が高いとかいうやつでしょうか?それとも共に危機を乗り越えた二人は惹かれ合うとかいうあれ?
まあ、それはさておき、今回もなかなか素敵な不可能状況でした。まあ、前作、前々作に比べるとテーマの方が強くなって、ミステリ色はあまりありませんが。でもちゃんと伏線とか張ってあるし。意外性という意味では最強と言えるかも。

ところで、これを読み終えた後に、現実にダニールという名前が付けられたロボットがいる、という噂を聞きまして、検索かけてみたらあっさり見つかりました。
コチラ↓です。ただし、ダニールに夢見てる人は見ない方が良いかと…。あ、あと、さらっとネタバレとかしてるので、これから読むつもりの方も……。因みに、知らない方に申し上げると、ダニールは専門家でさえぱっと見には人間と判断してしまう程の完璧な人形ロボットで、しかも結構美形ということになっております……。
http://www.isi.imi.i.u-tokyo.ac.jp/projects/humanoid/daneel_html/daneel_Research-j.html
てか、ホント、これじゃあジスカルドにも及ばない;