乙女系官能小説レーベル覚書 2014年12月現在
雨後の筍のごとく湧き続けていますね乙女系。
主に自分のための覚書。
なお、刊行予定等のデータは以下を参照させて頂きました。
ティーンズラブ(文庫) - 刊行一覧: ラノベの杜
X文庫ホワイトハート - 刊行一覧: ラノベの杜
「スチームパンクに興味があるKERA系ファッションの方へ」に感じた違和感
http://yaplog.jp/steampunkism/archive/31
昨夜あたりに↑に行き当たって、なんかモヤモヤしたので吐き出し。
海外翻訳BL概況(2014年3月時点)
なんか「海外BLってどうやったら探せるんですかー?」って聞かれたので。
現在、継続的に翻訳BLを出しているのは、新書館(モノクローム・ロマンス)、リブレ出版(ビーボーイコミックス)の2社のみです。オークラのプリズム・ロマンスは多分死にました。フロンティアワークスはB6版で1作出しましたが、今後の継続は不明。
自分は「海外BL」と呼称していますが、実際のところは翻訳M/Mロマンス小説、というのが正しいようです。BLとM/Mの違いはぐぐってね!
一応、自分が把握しているのは全部載せてますが、漏れがありましたら、ご指摘ください。
というわけで、以下リスト&簡単コメントです。
続きを読むiPhone+BookEver+ショカタンで図書館を使い尽くす方法
珍しくライフハック的ネタです。
さて、皆さん図書館使ってますか。使ってますよね。
使ってないひとは使いましょう。都内だと意外と近くにありますよ。
とはいえ、休みのたびに図書館に通えとか言っているわけではないです。(結果的にそうなるかもしれないけど。)
あの本が読みたいなー、という時にちょっと図書館もチェックしてみよう、というお話です。
BookEver
本屋さんに行って、読みたい本があるけど財布にお金が無い、部屋に本を増やしたくない、等々の理由で即買い、というわけにはいかないこと、ありますよね。よくあります。
そんなときはBookEver。
まずはアプリに必要な情報を登録。
そしておもむろにバーコードをスキャン。
少し待つと書籍情報が取得されます。
この時点で図書館の所蔵状況も分かりますので、所蔵が無ければ買うという判断もできます。
履歴から詳細を見るとこんな感じ。
「予約」とある場合そのままSafariで開いて詳しい所蔵状況の確認&予約が出来ます。概要と書影も入るので、あとで思い出すのにもいいですね。
自分でメモを書き足すこともできます。
とはいえ、図書館に入ってない本もあります。
例えば発売直後の本とか。(ここでは例としてコミックを使っています)
すぐに読みたい? 買いましょう!
でもなー、買うほどでもないかなー、あとで、図書館に入ったら読みたいな! というときは……。
あとで情報を更新すれば所蔵状況が再チェック出来ます。いたせりつくせり!
自分は、とりあえず気になる(すぐ買うほどではない)本はBookEverに入れて、あとから予約する・諦める等考えています。
BookEverの履歴はEvernote側のノートとは関係なく削除等できるので、
- 保留(所蔵がまだ無い、悩み中等)はBookEverに残し
- 買ったり読んだりした本はEvernoteのノートから削除
という感じでToDoっぽく。
ショカタン
しかし、読みたい本がいつも手元にあるとは限りませんよね。
本屋さんに無い!けど読みたい!
本屋さんに行く暇も無い!けど読みたい!
そんなときはショカタン(書架探)が良い感じです。
まずは図書館を登録。
こちらは複数の図書館が登録出来ます。
おうちの近くと職場の近く、いつも通る駅の近くなど登録すると捗ります。(図書館により利用登録のための条件がある場合があります。)
都内の図書館は分館にある資料は取り寄せ等できるので、多少面倒でも全部の分館を登録しておくとベターです。
検索して
選択!
所蔵状況が表示されます。
所蔵があればアプリ内ブラウザから予約が可能です。
貸出/在架状況も表示されるので、近くの図書館に在架であればすぐに借りに行くことも可能です。
履歴保存機能はありませんが、自分は検索履歴をメモ代わりにしてます。
その他
iPhoneなんてまだるっこしい!
PCから同じ事がやりたいんだ!という方は
"カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト"
"Libron(リブロン) – 図書館をもっと身近に"
あたりをどうぞ。
ちなみにBookEverもショカタンもLibronもカーリルのAPIを使っています。
LibronはiPhone版もあるのですが……無料版では1ヶ月5冊までという制限があるのでちょっと微妙です。
個人的にはBookEverにバーコード以外の検索がついて複数図書館検索できると最強なのですが、とりあえずは各アプリの長所を生かして使っていくのがよいと思います。
あと同じようなアプリが電子書籍検索であると更に捗るのですが……。
注意事項
公共図書館を利用するのは市民の権利ですのでガンガン使いましょう。
ただし、あまりやりすぎると
- 図書館が無料貸本屋であるとの批判を受ける
- 作家が「本が売れない><」とボヤキはじめる
- 売れない作家が図書館を目の敵にしだす
- 売れてる作家も図書館を目の敵にしだす
- 売れない作家が本を書けなくなる
- 売れない作家が首をくくる
等々の副作用が生じるおそれがありますので、ご利用は計画的に。
買える本、本当に欲しい本は買って、きちんと作家に還元しましょう。
また、書店で書影などを撮影する行為は、書店によっては万引き行為とみなされることもあります。
本屋さんで買ってもいない本や雑誌のコピーを取るようなもので、お行儀がよくないですね。
今回紹介したアプリは、カメラで撮った写真を保存するわけではありませんので、万引きには当たらないでしょうが、周囲に誤解を招かない・迷惑をかけない程度の利用を心がけましょう。
当然、買える本、本当に欲しい本は買って、きちんと書店に還元しましょう。
公共図書館の利用者登録は誰でもできるところもありますが、居住・通勤などを条件にしているところが多いです。
各図書館の利用条件を確認し、適切に利用しましょう。
2013年2月末現在、2012年のBL新作1428作中Kindleで手に入るのは111冊
"本当はこのBL作家がすごい! 2012"
の作成中に、ついでにKindle版の有無も取得したのでそのお話を。
と、言ってもタイトルが全てなんですが。
2012年1月から2012年12月までに発行されたBL新刊(新刊の定義はサイトの方で)1428冊中、2013年2月末現在Kindleで手に入るのは111冊です。
小説は700冊中60冊、コミックは728冊中51冊です。
新刊をKindleに頼るにはだいぶ頼りない数字ですが、Kindle上陸が2012年秋なので、健闘していると言えるかもしれません。
個人的にはBookLiveとかオススメ&だいぶ新刊がある気がしているのですが検索APIが無いので。。
Amazonの方もKindle専用のAPIがあるわけではないので、タイトルと作者名で検索し、種別が「kindle」となっているものを取得しました。まあだいたい合ってると思います。
どの本があるの?というのは"本当はこのBL作家がすごい! 2012"をご覧ください。
2012年のBLを作家で振り返る『本当はこのBL作家がすごい!2012』公開しました
サークルブログでも告知したのですが、こちらでも。
一時期やっていたBL新人傾向調査のデータが一年分溜まったのでデータベースサイトっぽいのを作りました。
BL作家の
- 新刊の刊行量
- デビュー年度&デビュー作
がざっくり眺められる感じです。
アニメイトやジュンク堂あたりのBL本棚を片っ端から眺める感覚をイメージしました。
自分としては、"本当はこのBL作家がすごい 2012 小説 発行順タイムライン" "本当はこのBL作家がすごい! 2012 コミック 発行順タイムライン" あたりが結構面白い感じになったと思います。
累積新刊が増えると表示が大きくなります。
火崎勇とか愁堂れなとか森本あきとかやばいです。うん、やばい。