「鋼鉄都市」 アイザック・アシモフ

鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)

鋼鉄都市 (ハヤカワ文庫 SF 336)

久々に、読み出したら止まらない、って感じでした。翻訳ものだし、SFだし、しかも古いしで、普通に考えれば読みにくいことこの上ない筈なのに、一気に読んでしまいました。面白い小説ってこういうことなんだなぁ、と実感。
しかも間違いなく本格ミステリだし。やっぱりポイントは「ロボット三原則にあるんだろうなぁ。とにかく面白かったです。
ところどころ、古くさいところもあるのだけれど、それも書かれてからの時間を考えると驚異的な程に少ないと言える(と思う)し。
個人的に気になったのは、いくつかのシーンで既視感を感じたこと。頭の中にビジュアルが浮かぶことも多かったので、映画化でもされててそれを見たのかなー、とも思ったんですが、調べてみるとどうもそれも無いっぽいし。一体どこで見たのだろう…?