「探偵ガリレオ」 東野圭吾

探偵ガリレオ

探偵ガリレオ

謎めいた事件を、物理学者の探偵役が科学で解明する短編集。
以前、サークルの批評会で、科学捜査もののトリックはどこまで許されるのか、みたいなことを言ったことがあったのですが、この作品はその答えの一つの形のような気がします。てか、科学捜査ものじゃないですが(苦笑)
各章に付けられたタイトルも面白いです。トリックとしては「爆ぜる(はぜる)」あたりが好きかな。タイトルの方では「壊死る(くさる)」とか。