「アレクサンドリア図書館の謎」ルチャーノ・カンフォラ

アレクサンドリア図書館の謎―古代の知の宝庫を読み解く

アレクサンドリア図書館の謎―古代の知の宝庫を読み解く

アレクサンドリア図書館はどんな建物で、どこにあったのか、とか、どのようにして消滅に至ったのか、などを解明してる本、らしいです。らしいです、というのは、形式として、アレクサンドリア図書館の歴史を辿るような形で書かれているので、要点が掴みにくいというか何というか…。てか、人名がまるで頭に入ってこない(苦笑)みんな舌を噛みそうなギリシャ名のうえに、似たような名前ばかりなのです;まあ、概要は分かったので良いですが。とりあえず、アレクサンドリア図書館の蔵書は、最終的には風呂焚きに使われてしまったらしいです。何てことを…(涙)
で、そんなのが前半。後半は、そこに至るまでの解説、かな?写本や引用しか残っていないようなアレクサンドリア図書館に関する文献を、拾い集め、いかにしてもともとの内容を推測し、前半で語った結論に達したか、という話。こっちはこっちで面白かったです。