「人体密室の犯罪」 由良三郎
- 作者: 由良三郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 1994/07
- メディア: 文庫
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謎に惹かれて読んだのですが、解決は意外と普通でした。つか、半ばくらいで最大の謎が解かれてしまうので…。後は何故そんなことになったのか、という動機の部分にあてられていて、しかも最後は微妙にホラーちっくな終わり方だし。あと、文体にも違和感が…。これは書かれた時代というより作者の傾向なのかな。
作者が医学者というだけあって、病院の内部描写やなんかにはリアリティがあるし、殺人方法もリアルだとは思うんですが…。