「図書室の海」 恩田陸

図書室の海 (新潮文庫)

図書室の海 (新潮文庫)

タイトルに惹かれて手に取りました。海と言いつつ表紙は緑の森の写真。
俺は結構タイトルや装丁で本を決めたりします。とりあえず、帯のあおり文句とかに比べれば外れる確率は低い気がするので。でもって今回も当りでしたv
不思議な雰囲気の短編集です。他の作品の番外編や予告編(?)なんかもあったりしてなかなか楽しめました。
お気に入りは…、強いて上げるなら「オデュッセイア」と「ある映画の記憶」あたりかな?どれもいいですが。因みに「オデュッセイア」は意識を持ち、移動する都市ココロコの話。何か童話みたいでいいです。ほのぼの。