「DEATH NOTE 前編」

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE デスノート(1) (ジャンプ・コミックス)

映画版デスノート観てきました。
全体的にいい出来だったと思います。いやほんと、意外なくらいにきちんと作られていました。むしろ、週刊連載と違って終わりまで出来てる分、ストーリーや展開に無理がなくて安心して楽しめました。基本的には本編のエピソードを辿っていますが、細かい部分をよりリアリティがあるように直してあったりして、なかなか頑張ってると思います。月くんのモノローグが無いだけでも、随分ストーリーが辿りやすくなりますしね(笑)
以下、各キャラクターについて。

:あれは藤原竜也以外の何者でもないでしょう。正月の古畑に出てた彼と同一人物に見えて仕方なかったです。彼に比べれば世間に擦れてますが。月くんがダークサイド(笑)に走っていく様子は上手く描写できていたと思います。原作では気付いたら黒くなってましたからねぇ。つか、映画の月くんはノートをやたらと贅沢に使ってます;1頁に1人って;漫画でも気になってはいたのですが、デスノートってページ無くならないのか?
L:ビジュアルが完璧にLなだけに台詞回しに少し違和感がありました。Lはもっとぼそぼそ喋るイメェジだったのですが。でもだんだんLに見えてきます。猫背っぷりとか、座り方とか物の摘み方とか。細かいところがそっくりで気持ち悪いくらい…。しかし、ホントに甘い物しか食べてなかったな;役者さんも大変だったろうに。
ワタリ:文句無し!(笑)この映画中、一番のハマリ役でしょう。
リューク:CG制作者さん頑張ったね〜。見事に小畑絵でした。動きもいい感じ。でもって声が!中村獅童ですよ!!(萌)りんご〜!って悶えてる様が可愛かったです。我が侭を言えば、変なポーズもして欲しかった(笑)
ミサミサ:……大根、と思ったら、役者さんが大根なんじゃなくて、ミサミサが大根設定なのかも。日常のシーンは比較的(あくまでも比較的)自然でした。まあ、ミサミサの活躍は後編に持ち越されたので、そっちに期待。

ところで。映画終了後に気になる一文が。
「この映画はいかなる個人・団体とも〜」というのは、まあいいです。定番だし。が、その後「この映画の撮影においてはいかなる動物の虐待も行っていません」って……何??
動物を虐待するようなシーンは皆無だったと思うのですが。もしかしてあれですか?監視カメラのせいでりんご絶ちをさせられたリュークのことですか?それとも甘い物しか食べられない仕様なのに最後のシーンでポテチを食べさせられたLのこと?(苦笑)謎です……。